これまで、投資で失敗する人をたくさん見てきました。
そして、逆に投資で成功する人も見てきました。
そんな私がそれぞれの特徴についてまとめてみました。
まず、投資で失敗する人について。
特徴を上げると以下のようになります。
・気が短い
・暇
・うわさ話に左右されやすい
・自分を信じていない
・考えがぶれやすい
・テレビをよく見ている
・お金がない
・お金に執着をしている
解説させていただきますと「気が短い」については、安定した投資をしていくためには、2,3日で結果を出そうとしてもなかなか結果はでません。
そのため、デイトレーダーでもない限り、購入した商品は少し寝かすことが必要です。
そのため、「気長に」待ちましょう。
続いて「暇」。
暇だとつい投資について気になってしまいます。
気になってネットやらテレビやら見ているといらない情報も入ってきます。
忙しくて投資のことを忘れてるくらいがちょうどいいです。
「うわさ話に左右されやすい」は、女性に多いのですが、「こういう風に聞いたから」といううわさ話を信じてしまい、出所不明な情報に惑わされてしまいます。
よくわからない情報には乗っからないのが吉です。
「自分を信じていない」については、購入した商品に自信がもてない人です。
そんな人は少しの値下がりにびくびくしてしまいます。
購入したら値上がりを信じて待ちましょう。
「考えがぶれやすい」については、柔軟な考えが必要なときもありますが、ブレブレだとどういう方針で投資をしているのか迷子になります。
そのため、考えはできるだけぶれないようにしましょう。
「テレビをよく見ている」については、「暇」と共通します。
たとえきちんとした投資情報のテレビであっても、日によって伝えていることは違ったりします。
例えば情報を大げさに伝えていることもあり、いちいちテレビの情報に影響を受けていたら投資のタイミングがつかみにくくなります。
「お金がない」方については、投資をおすすめしません。
なくなってもいいような資金で投資を行うことをおすすめします。
なけなしのお金を投資に使うと、気持ちに余裕がなく、判断も間違えがちになってしまいます。
「お金に執着がある」方も、投資にのめり込んでしまったり、たとえ安定的な商品でも値下がりすることに恐怖を覚えたりするので、手を出さない方がいいと思います。
続いて投資に向いている人について。
投資に向いていない人、の逆なので、上記に当てはまらなければ向いています。
私が出会ってきた特に投資に強い方は、具体的には以下の通りです。
・購入した投資を放置できる環境にある
・「この人に意見を聞けば大丈夫」という投資に強い知人がいる
・自分には投資に向いていないと判断し、詳しい他人の話を聞いて託すことが出来る
・お金に余裕があり、値下がりした場合放置できる
・金融機関に勤めていて情報が日々耳に入ってくる
まず、「購入した投資を放置できる環境にある」についてですが、先ほども述べた通り、安定資金を増やすには放置期間が必要です。
数日間で数万円、というふうにコンスタントに稼ぐことは素人には難しいので、しばらく忘れられる環境に身を置きましょう。
購入したら日々値段を気にしていても、なかなか上がりません。
「「この人に意見を聞けば大丈夫」という投資に強い知人がいる」については、自分が投資をする自信がない場合の手段です。
投資に強い人に、的確な投資対象を聞いて一任で購入してみる方法です。
何が何でも自分で選んで購入したい、という意思がなければ、投資に強い人にズバリ何を買えばいいか聞けばいいのです。
私は現在金融機関に勤めていませんが、一般的な知識と安定的に資産を運用するための方法くらいは知っています。
意外とそういう方、多いと思います。
「自分には投資に向いていないと判断し、詳しい他人の話を聞いて託すことが出来る」にも通じるのですが、人に託して購入後は放置できる懐の深さも投資に必要な要素のひとつです。
続いて「お金に余裕があり、値下がりした場合放置できる」方はリスクに強いパターンです。
最後は、一番沢山出会ってきた成功のパターンです。
それはズバリ「金融機関に勤めていて情報が日々耳に入ってくる」タイプの人々です。
ズルいですが、金融マン、みんなお昼に携帯をいじって株やらなにやら投資しています。
金融マンといえどもインサイダー情報があるので、機密情報を知って確実に上がる株を売買しているわけではありません。
しかし、情報を毎日頭に入れているので、危険な道を行かなくても十分に利益に通じる取引ができるのです。
まとめると、一般人の私たちでも、市況を冷静に判断し、日々情報を頭に入れておくだけで投資の成功率を上げることは可能です。
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