プロセスエコノミーという言葉がネット世界で流行っているそうです。
さっそく発信者の本を読んでの感想です。
(書籍はこちらを参照ください)
ものを売るには出来上がった商品自体よりもそれまでの背景やコンセプトなどの過程が重要、という観点です。
この観点は、改めて将来的にもブロガーの存在が不可欠になることを示唆しています。
では、プロセスエコノミーという経済視点では何が起こるのでしょうか。
1 今後の世界経済は巨大カンパニーが圧倒的な経済力と集客力で商品を売るか、〇〇さんという職人から産み出される仕事の二分化が起こる
2 これからは情報をいかに早く仕入れるか、ということよりも、自分の得意なことや、やっていて楽しく、無心になってやっていることを極める。そして世のために役立たせていくこと、がより大切になってくる
3 背景やコンセプトがさらに重要視されていくが、そのプロセスのみがSNSなどで一時的に盛り上りを見せても実態がないと淘汰される。そのため、常にアウトプットを客観視する必要がある。
1について。
私のブログに興味を持っていただいている方の中には、莫大な資金を得ようとしている方はほぼいないと思います。
しかし、自分から何かを発信したり販売したい、という密かな思いがある方々だと思います。
そういう方にこそチャンス到来!というお話です。
「どうせ、自分の考えなんて世の中に通用しない」と諦めている方も、ブログだとほとんどリスクがなくお試しで「自分発信」ができるのです。
さらに自分だけしか考えていないだろうな、というニッチな事でればあるほど必ず「そういうのが欲しかったんだよね」というユーザーと出会う機会があたえられます。
そのため粛々とブログをつめていけば誰かの役に立つことができる、と確信を持てました。
2について
これまでは、その時に流行っていることにのっかって、自分発信かのように「今流行ってます!」とSNSで拡散することが重要視されてきました。
そのため、情報を見つけたもの勝ち、という風潮があったと思います。
しかし、SNSはどんどん普及し情報の発信だけでは見向きもされず、早く入手することには価値がなくなってしまいました。
そして、情報の鮮度よりも個々の嗜好によりあったものを提供できるか、いかに一個人にマッチした需要を満たせるかということが重要になりました。
このことを知り、私のようなオバサンブロガーは非常に安心しました。
一生懸命SNSをしなくてはブログをしている意味がないの!?と不安になっていましたから。
日々多忙なワーママは常にトレンドにアンテナを張っている時間はないと思います。
でも、大丈夫です。
トレンドは追わず身の回りの小さなしょうもない出来事をネタにしていきましょう。
3について
今回調べていく中で、私たち世代(80年代生まれ)が考えているよりもっともっと、ネット上では人間としての感情が重要視されている、ということがよくわかりました。
これまでもいろいろな形のSNSが流行ってきましたが、今後はさらにネット上でも共有意識や同属意識が求められるようになるとのこと。
ネット上で大勢の共感を生むことができれば一時的に注目を浴びることができるが、きちんとした哲学や、大好き!!!という思いがなければ、すぐに淘汰されてしまう。
共感や反響を生むことだけに無我夢中にならずに自分のキュンとすることや嗜好を突き詰めることに、一見遠回りでも未来がある。
まとめ
正解主義から修正主義へ。
世の中の流れが、求められてるブロガー像と合致していることがわかりました。
自分がフツーの人間でも相手もフツーの人間。
人間対人間を意識してパソコンにむかいましょう!
ネット上での役割やふれあいを求めている人が大勢いる!
今後のブロガーの未来は明るいです。
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