ネットユーザーとの『ソーシャルディスタンス』

ブログとは

ブログやSNSを始めると出てくる悩みの一つ、人間関係について考えてみたいと思います。

ネット上でコミュニティができると人間関係が発生するのは必須です。

では、どのような人間関係が発生し、どのようなことに気を付ける必要があるのでしょうか。

私の失敗談とともにネット内の人間関係について考えていきたいと思います。

Twitterの記事にも書きましたが、私はスマホ無精です。

LINEの返信も必要最低限で、なるべく早く切り上げます。

そんなスマホ無精な私でも、一応、自分のレスが少ないことに対して、日々反省しています。

アラフォーという言い訳をして、SNSをしてこなかったことがスマホ無精の原因かもしれません。

SNSを避けてきた結果、同僚や友人などの顔見知りの人以外とは交流はありませんでした。

そんな私も、メルカリはやっています。

そのため、メルカリでは必要最低限の受け答えはしていました。

そして、私に起こったエピソードです。

私が交流している唯一のSNS(今はTwitterもしていますが)である、メルカリでお叱りを受けてしまいました。

理由は、先に交渉していた方よりも、高く買ってくれる方が出てきたので、後から交渉いただいた方に売却してしまったというものです。

そのことに気が付いた先方の方より「交渉の途中で(しかも交渉が成立しかけていた)、後に出てきた方に勝手に売ってしまうとはどういうことだ」と怒り心頭の連絡が。

初めてネット上で抗議を受け、精神的にダメージを受けました。

メルカリでの販売回数は多くないのに、その数回の中でのトラブル。

みんな正しく取引をしているのに、できない自分。

凹みました。

今思うと、私は当たり前のように購入者を選ぶ権利は出品者にあると思っていました。

しかし、先方の仰ることはごもっともで、売買における仁義に反する取引をしてしまいました。

始めは抗議を受けたことにショックを受けましたが、悪気がなく信頼を裏切る取引をしてしまったことに後悔をしました。

そして、正直に言うと見ず知らずの人に一方的に怒りをぶつけられたことが何より悲しかったです。

「ネット上にアカウントを作る」ということは匿名であれ、知らない誰かとつながりを持つ、ということを改めて認識しました。

さらに、ネット上のオープンな取引ということで誰からも見ることができます。

「このくらい、誰も見てないだろう。大丈夫だろう」と甘く考えていたら、大きな間違えだということも理解しました。

しかし、一方で『本音』を言ってもらいやすいというメリットがあると思いました。

おそらく、購入者も知り合いだとしたら、強気な発言はしなかったと思います。

私がただのメルカリの出品者という『知らない人』だからこそ、心の中で思った『本音』を外に出した気がします。

マナー違反だと知らずに取引をしてしまったものの、メルカリで禁止されている違反ではありません。

マナー違反レベルというのは、日常でも見過ごされることが多く、注意されることも少ないです。

例えば、信号を無視して歩いて渡っても、呼び止められて注意することはほとんどないですよね。

反省すべきことについて注意されたことは自分の糧になります。

自分の至らない部分やだらしない部分を改めて考えて、今後に生かすことができます。

40歳にもなると特に周りから指摘されることも少なくなります。

率直にお叱りを受けることは、行動を反省する良い機会になったと思います。

新しく接するコミュニティでは、そのコミュニティの中で暗黙のルールが出来ていて、接するからには一員として守らなくてはならないと思いました。

ブロガーとして活動するだけならSNSで人脈を広げる必要はありません。

しかし、正しいことを本音で指摘してくれる相手の言うことは耳を傾けて損はないと思います。

話が戻って、トラブルがあったメルカリの購入者の件ですが、誠意をもって謝罪をしました。

そしてら、すぐに、言い過ぎたと逆に謝っていただきました。

円満に終わってよかったです。

今後は取引において、二度と同じような過ちは犯さないとおもいます。

どこの誰かわからないネットユーザーとは、何でも言い合えてしまいます。

そのため、何を言われても冷静に接することが大切です。

相手もただ少し感情的になってしまっているだけかもしれません。

トラブルを防ぐためにも、トラブルに対応するためにも、終始いかに自分が誠実でいるかが重要です。

自分に非がある時は素直に謝り、非がない時は、相手の感情を受け流す、そんなことを学びました。

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